好きな香料を、好きなだけ使ってください
ここの香水って、調香師さんにイメージを伝えるときに、
一切予算を設定しないのだそうです。
・その分、宣伝広告費はかけない。
・ボトルも全て共通でシンプル。
・予算は、なにより質のよい香料へ、中身で勝負。
ですので、もともと超一流の調香師さんが、
こころゆくまで香りの追求ができる。
大手(ロレアル)出身のエディさんたちは、
宣伝広告費やパッケージ代を極限まで削れば、
香料と調香にとことんこだわれるということを、挑戦したくもあったのでしょうか。
そして、もう一つの他にない大きな特長があります。
その場でつくること
お客さんの前で香料とアルコール、水を加えてボトリング。
名前も好きなのを入れてくれ、使用期限は1年間。
香水は、厳密にいえば水とアルコールを加えた時点で、
もう劣化は始まっているそうです。
お店も、全然豪華絢爛ラグジュアリー風では、全然ありませんでした。(失礼!)
計算された、こじゃれたパリ(行ったことないですが)風の調剤薬局なカンジ。。。
(注: 店員さんは、白衣は着ていません)
香水ビンも、シンプルでかわいいのですが、全部同じ。
「ウチのはバカラのビンで、、、」なんて世界では全然ありません。
誤解を恐れずにいいますと、ここの香水ビンはお弁当箱と同じ。
しかも、シンプルなアルマイト製みたいな!?
「パッケージは、普遍的で全部一緒だけど中身は作りたてで鮮度バツグン。
材料もとびッきりの選りすぐりなのよ。」という感じでしょうか。。。
ですが、そんなコダワリのルラボの経営者のポリシーは、
一見矛盾しているようでもあります。
「値段の高い・安いは気にしなくて、
自分の気持ちを豊かにしてくれれば、それがあなたの香水なんだよ。」
なんと!
見せかけの豊かさではなく、真の豊かさの追求。。。
今の時代の「個人的最重要キーワード」だと思いました。
(そして、それが一番むずかしいけど)
こんな姿勢のお店でしたので、購入せずとも気後れすることなく、
色々な香料を嗅がして頂いたり、とっても楽しめました。
「お鼻の遊園地と思ってくれれば…、また遊びに来てくださいね♪」と
気持ちよくお店を出れましたよ。
どっさりと気前よくムエットも頂きました。
いつかお金持ちになったら、セレブ買いしたいお店のひとつです。
…自分的に、キャンドルとホームフレグランスのラインで、
おかしいくらい好きなプチグレインがあったのも超ツボでした。
(また、キャンドルグラスも、コロンをした形が超かわいい。)
よい香り+インテリア的にもイケてるって、ホント最強です。
(とっても静かなお店の中で、心中は葛藤の嵐の連続状態なのを
店員さんは察していただろうか。。。)

よい香水の見分け方
さて、お店の方に聞いたとってもカンタンなよい香水の見分け方をひとつ。
それはそれは、カンタンでした!
大量生産的なものは、シュッ!とやったとたん、アッ!という間にトップが消えて、
ミドルからラスト変化し、全く別の香りになっちゃう。その間なんと30分。
めまぐるしいですね。
(ある意味現代的ですが、もしかしてこれがつけスギの要因だったのか?と
思ってしまいまいました。)
本当にヨイものは、トップからゆっくりゆっくり変化していき、
除じょに他の香りが顔を出し、香りの変化を本当に長い間楽しめるのだそうです。
ルラボのものは、なんとラストになっても、
まだトップの香りがほのかに感じとれるそう。。
これは、やっぱり香料の質の差と調香技術の差だそうです。
う~ん、わたしの持っていた香水って、前者がとっても多かったかも。
キャっ!
天然か、合成か
あと、アロマ系の人にとって、やはり気になる「合成香料」についてですが、
「天然香料と合成香料についての固定観念を捨てて欲しい」とのことです。
天然香料だけでは、熱を加えたりして香りがすでに変化しているため、
現実的なより本物に近い香りの再現はむずかしく、
また、香料によっては抽出するときに使用する溶剤の方が、
有害な場合もあるということで、、、って、理屈はすご~く分かります。
調香セミナーで自作した時も、ガンガン合成を使ってしまったし
(香りがそっちのがダンゼン近いし)、
やっぱここまでのよい香りで天然だけって、
クオリティ的にもコスト的にもムリだよね……とも思いつつ、
おネダン張るから、ホントのところ、
できうる限り天然香料であってホシイ~~~、と思っていました。
試香する前は。
しかし、嗅ぐと確実に説得させられます。
「気持ちが豊かになれば、そんなことどっちでもよろしくってよ。」
香水とアントワネットは、そういっている気がしました。

朗報です!
2009年09月01日から、円高の為ネックだったお値段全品改訂になるそうです。
● LELABO ショップ
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